コエンザイムQ10

コエンザイムQ10の効果、摂取量などを分かりやすく解説しています。


1.コエンザイムQ10とは?   2.どんな効果があるの?   3.必要な摂取量はどれぐらい?   4.・・・高いの?

1.コエンザイムQ10の詳細

引用@(http://www.org-chem.org/yuuki/mow/0504/CoQ10.html):

生体が食物を分解してエネルギーに変える過程というのは、
脂肪や炭水化物の分子を徐々に酸化分解していく過程であり、CoQ10はここに関わっています。
酸化酵素を「機械」とすれば食物の分子が「燃料」であり、CoQ10はそれをうまく回していくための「潤滑油」に例えられるでしょう。
要するにCoQ10なしでは、我々の体はエネルギーを作り出すことができないわけです。

しかしそれだけの役目であれば、CoQ10はエネルギー生産に関わる器官(ミトコンドリア)だけに存在していればよいはずです。
ところが実際にはCoQ10はミトコンドリアにとどまらず、生体内のあちこちで見出されています。
これはCoQ10のもう一つの役目、「抗酸化作用」のためと考えられています。
体内には様々な反応の過程で極めて反応性の高い「活性酸素」が発生することがあり、
DNAや脂質などと反応してこれを傷つけてしまうのです。
こうした重要な分子の破壊は細胞の老化をもたらし、悪くすれば発ガンなどの原因にもなります。

還元型のCoQ10はこの活性酸素に水素を与え、無害な水などに変換してしまう働きを持ちます。
別の言い方をすれば、CoQ10は酸化を受けやすい性質を生かし、
他の重要分子の身代わりに活性酸素と反応してこれを潰す役割を負っているということになります。
他にビタミンC,Eなども、同様な抗酸化作用を持つことが知られています。

このようにCoQ10は、体内でエネルギー生産・抗酸化作用と2つの重要な働きに関わっています。
こうした化合物ですので普通は体の中で十分な量が作り出されていますが、40歳を過ぎると徐々に生産力が落ちてきます。
こうしたことからサプリメントとして摂取することが推奨され、TVなどでの紹介もあって特に近年爆発的な売れ行きを記録しているようです。
ただしブームにつけこんでか、ほとんどCoQ10を含まない粗悪品を売りつけるなどの商法も横行しているようで、
買う時はきちんと調べて信用のおけるメーカーのものを購入するのが無難と思われます。



引用A(http://www.milhollandcycles.com/):

コエンザイムQ10は全身すべての細胞に存在していて、特に心臓と肝臓、腎臓に多く含まれている物質です。
日常生活を送るために必要なエネルギーを作り出していて、コエンザイムQ10はその働きを助けている補酵素です。
酵素は、体内で物質を分解や合成をするときに働く重要な物質であり、補酵素は体内で酵素を助ける役割をしています。
コエンザイムQ10は、細胞が栄養素を燃焼させてエネルギーを作り出す酵素の働きを円滑にするためには欠かせない存在なのです。

コエンザイムQ10が初めて発見されたのは1957年で、クレーン博士が心臓の細胞のミトコンドリア内にオレンジ色の物質があると発見し、
それがコエンザイムQ10でした。
水にはほとんど溶けず、匂いや味はありません。
別名がユビキノンと呼ばれ、ラテン語が語源となっています。
コエンザイムQ10は、動物や植物など多くの生物の体内に存在していて、生物には不可欠な物質です。

コエンザイムQ10はまた、ビタミン様作用因子とも言います。
微量の栄養素しかないために生体内で生合成されないのでビタミンの定義に当てはまりはしませんが、
ビタミンと同様の働きをしている故にこのように呼ばれています。

人間の体内にある全ての細胞にコエンザイムQ10は存在していますが、組織によってその濃度は異なります。
特に心臓に多く含まれ、不足すると心臓に影響が出やすくなると言われています。
その他に、脳や腎臓、肺やすい臓、歯周組織、免疫系などもコエンザイムQ10が不足すると影響が出ると言われていて、
多くの器官においてもコエンザイムQ10がいかに必要かがよく分かります。

もともとコエンザイムQ10は、私たち人間の体内で合成されている物質であり、
不足してしまうと生死に関わるほど重要なものであり、コエンザイムQ10がないと効率的に細胞がエネルギーを燃焼することができません。
このことにより、コエンザイムQ10は体を細胞レベルから活性化を促進するため、
健康の維持や増進に加えて、アンチエイジングやスポーツでもその効果が注目されているのです。



引用B(http://www.flex4us.com/):

老化とは、誰の上にも訪れる現象です。
芸能人だって、有名企業の社長さんだって、今はぴちぴちの女子高生だって、老化に歯止めをかけることなんてできません。
いつまでも若々しいままでいたい思うのは、人間の、そして特に女性の切なる願いであり、願望であり、欲求なのです。
すべての人間に等しく訪れる老化現象ですが、たとえ訪れても様々な工夫によって老化現象を抑える、
もしくは急激な老化を防ぐことはできるはずです。その工夫とは、毎日の食生活だったり、
美容整形の手術だったり、サプリメントの積極的な摂取だったりするでしょう。
そんな中、老化に効果が期待できる栄養素が今注目を浴びています。それが、コエンザイムQ10なのです。
コエンザイムQ10を摂るならこの商品も良いと思います。
コエンザイムQ10と言う言葉を、一度は耳にした事があるかもしれません。
以前は医薬品として一般に出回ることがありませんでしたが、規制緩和により一般の人々にも手が届く栄養素となりました。
ここでは、コエンザイムQ10の種類や功能、効果的な摂取方法等について調べてみようと思います。
老化への流れを緩やかにすることで、老化とうまく付き合っていく方法を模索してみましょう。